ぶどうと寄り添い生きていく。
花巻市大迫町に移住し、地域おこし協力隊に着任してから約半年が過ぎました。このままだと、あっという間に3年経つんだろうなー。と、しみじみ、こたつでぬくぬくしながら考えることが増えました(笑)
地域おこし協力隊の任期は3年。3年後と言ったら僕は27歳。アラサーです(笑)
そんな3年後のアラサーは何をやっているか?
3年先の事なんて、だーれも分からないけど、お世話になっている大迫町のために、僕はもっと懸命にならなければいけないと思う。そんな今、鈴木寛太はここ、大迫町で何をやっているか?ここでご紹介したいと思います!
花巻市大迫町は人口約5500人。昔からぶどう産業が盛んで、ぶどうを原料としたエーデルワインも有名です。
(エーデルワインHP: http://www.edelwein.co.jp/)
でも、ぶどう生産者さんが年々減少傾向にあり、その勢いは右肩下がり…
だからそれをどうにかしよう!って、僕は花巻市大迫町にやって来た。ぶどうを使った地域おこし!と言いつつ、就任してから、祭り!祭り!祭り!血液がアルコールになるんじゃないか?と思うくらい、毎日地域の方と飲んで、語り、すっかり鍛えられました(笑)他にも、風呂はぶっ壊れるし、家にクモが大量発生!?殺虫剤をクモに向けて噴射し続けたら火災報知器?が鳴ったり(笑)
慌ただしく半年が終わった?
そんな真夏が懐かしい。今はすっかり冬です。
こんな日もありましたが、今年は暖冬で雪が少ない。
夏が終わろうとしていた頃、本格的に僕は、地域おこしのお仕事に取りかかれた気がする。仕事の内容としては、いくつかあって、まず「ぶどうつくり隊」の運営。
ぶどうつくり隊??ってなんぞや?と思ったかと思いますが、ぶどうつくり隊とは、外部から人を呼び、実際にぶどう農家さんの作業をお手伝いする、ボランティア組織です。高校生から70代の方まで、27名がぶどうつくり隊に登録しています。
それと平行して行っているのが、大迫ぶどう農家さん全120件現状調査。
大迫町には約120件のぶどう農家さんがいます。その農家さんのご自宅に伺い、畑の状況や、何がぶどう栽培の壁になっているのかを聞いてまわっていて、3月8日現在で83件目に突入!!80人以上の方と対話することで、いろーんな事があって、3時間のドキュメンタリー番組が出来るんじゃないか?と思うくらい、毎日濃厚なお話を聞いています。詳しくはまた、別の機会にお話出来たらと思います。
そんな感じでお仕事をやっていると、色んな人から、「かんちゃんアツいね!」と言われますが…。
この花巻に来たのも何かの縁。最近は、何かに呼ばれてここまで来たんじゃないか?そんな気持ちになる。誰に呼ばれてここまで来たのか、その答えが出るのって、きっと3年後?いや、無理に答えを出さなくてもいいのかな?
(かんた)