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2016.02.21
東北ピックアップ

【東北のお店 in三軒茶屋】岩手の食材がたっぷりの「さくら茶屋」

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東北のこだわりの食材を使ったものが食べられる、東京の飲食店を
食べることが大好きなトレジオンスタッフが食べ歩いて紹介する連載。
第一弾で私たちが向かったのは、三軒茶屋にある”さくら茶屋”。

「さくら茶屋」は、2012年3月にオープンした、
”おそうざいと岩手の恵み”が味わえるお店。

日本人ならではの“一汁三菜”を大切にした、岩手食材たっぷりの献立で、
お昼は「白金豚ロースカツ御膳」などの定食メニューと喫茶メニューが楽しめて、
夜になると「久慈のしめ鯖」等のおつまみと、岩手の地ビール・地酒が勢揃い。

お店の名物「ひっつみ汁」は、オーナー手作りの逸品。

 

住宅街に囲まれた場所に、岩手のおそうざいと岩手の恵み。
そんな看板が大きく見えてきました。
中に入ると、大きなポスターと岩手のものの物販コーナーが。

 

 

お昼のメニューはメインとお惣菜、ご飯や味噌汁がついた定食。
この日私たちが頼んだのは、岩手県二戸市の”佐助豚のしょうが焼き”と日替わりランチの”佐助豚のとろ煮込み”。

 

         久慈ファームの佐助豚を使った「佐助豚の生姜焼き」
       

 

        本日の日替わりメニュー、「佐助豚のとろ煮」

 

 

 

 

 

 
本当に美味しい。。
とろっとろ、美味しい。。
お惣菜も、すべて毎日作った、手作りだそう。
この量で、1000円とはお得です(しかも、ご飯おかわり自由・・!)。
今回はここ”さくら茶屋”のオーナー、渡部淳さんにお話を伺いました。
渡部さんは、もともと東京都両国の出身。
岩手との出会いは、もともとやっていた東京で食のコンサルタントの仕事をしていたことだそう。
7-8年前から、月1回ほど岩手県に入り、生産者を訪ねまわっていました。

 

 
 
震災後、その年の5月に岩手に入った渡部さん。
小さな水産業者など大きなメーカーと取引していた生産者さんが、
いざ営業再開しても、取引がなくなり困っている状況に、何かできないものか、もんもんとしたそうです。
そんな渡部さん、生産者が最終消費者の情報を全く知らない状況を変えたいと、
わずか1年後、未経験ながらお店をはじめたそう。
東京の人に、本当にいい”岩手の美味しい食材”を日常の生活のよくわからない食材と置き換えてほしい、と、今のスタイルのお店ができたそう。
今では、お客さんも8割が近所の方とか。
お店の入り口にあるこの”いわてのみちのえき”と書かれた物販コーナーを目当てに来るお客さんもいるのだそう。
今まではどこのワカメかわからないのを使っていたという近くの主婦が、
一度さくら茶屋で食べたワカメの味に驚き、
今は日常的に”三陸のわかめ”を買って使っているとか、
そうゆうことが嬉しいとおっしゃっていました。
岩手の酒蔵の方をお店に呼んで、交流するイベントをしたり、
岩手のお母さんたちに来てもらって自家製味噌作り教室をしたり、
そんな楽しいイベントも開催して、近くの主婦にも大人気だとか。
今でも毎月必ず岩手の生産者さんのもとを回って食材を仕入れてくるそう。
岩手への熱い思いと、岩手の食材を知り尽くした渡部さんがいるからこそ、
安心して日常によりそうように、本当に美味しい岩手の食がある、すっかりそんな”さくら茶屋”のファンになってしまいました。

 

        夜には、渡部さんオススメの”あわび茸のステーキ”など、珍しいものも。

 

三軒茶屋に来たときは、ぜひよってみてほしいです。
ご馳走さまでした!!!!

 

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