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これまでの歴史

History

これまでの歴史

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生産者、自治体、地域の人たちと手をつなぎ合って、
東北6県の食材を使い、この土地の良さを
発信し続けること10年。
トレジオンは、まるで小さな東北のよう。
お世話になった方々に、感謝の気持ちと合わせて
「今までのトレジオン」と
「これからのトレジオン」について、お届けしたい。
今年で10周年を迎えるトレジオンの代表である吉田慶さんと、
代表の妻で一児の母であり、会社の執行役員でもある貴子さん、
店舗の総店長である政也さんが熱く語ったロングインタビュー。

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左から、代表の妻であり執行役員である貴子さん。中央、代表の吉田慶さん。右が総店長である政也さん。
関東圏にいた3人が、
東北に。
その原動力とは。
__ついに10周年ですね!おめでとうございます!「美味しい食材」を通じてたくさんの出会いを生み出してこられたと思います。そんな「東北愛」が強い皆さんですが、東北出身ではないとお聞きして驚きました。東北に来るきっかけは、何だったのでしょうか?
慶さん(以下、慶)
僕は東京都練馬区で生まれました。父が病院を経営していて、その背中を見ていたからか、僕も何か人の役に立ちたいなっていう気持ちは昔からあって。20代は自分がこれからどうなって行きたいのか、何をしたいのかぼんやりしていて、そんな自分にもがいていました。
僕が27歳のときに東日本大震災があって。何かできることないかなと思って、東北に行くためにボランティアを探しました。当時は外部の受け入れ体制がなかなか整っていなくて、許可してくれる場所を探すのに必死でした。そこで見つけたのが、岩手県遠野市にある遠野まごころネットというNPO法人だったんです。2011年の4月に岩手に来て、ここで約2年間働きました。
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貴子さん(以下、貴子)
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私は横浜出身なんです。大学のときに自転車のサークルに所属していて、仲間たちと東北を2週間くらいかけて1周したことがありました。当時私は、サークルの他にボランティア活動もしていて「東日本大震災のときに何もできなかったな」という気持ちもあり、まず東北に行ってみようと思って、大学3年生のときに再び岩手に来ました。たまたまなのですが、夫と同じまごころネットで活動させて頂いていました。
政也さん(以下、政也)
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僕は愛媛県松山市出身です。東日本大震災のときは高校生で愛媛にいました。当時は、同じ日本人として何かできることはないかと思っていました。2013年、東京農工大学への進学をきっかけに上京して、東京に来て1か月後、5月の時点でボランティアバスに乗って、現地でボランティアをさせてもらうみたいなツアーがあったんです。それに参加させてもらって、初めて東北に来ました。

そこから東北と関わる機会が増えていきました。人のあたたかさもそうですし、特に食事の部分には感動しましたね。何を食べても美味しいなという一番が印象強くて、そこから東北に関連した活動を大学4年間ずっと続けていました。
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