10/17(金)19時から、和歌山県有田川町に拠点を構え、「地域の人事部」として地域維持レスキューや遊び暮らし体験などをプロデュースする一般社団法人「しろにし」が主催するトークイベントの第7弾『裏高野に酔う』を、この度トレジオンポートで開催します!ファシリテーターには、裏高野エリアとも縁の深い福島県西会津町で“西会津国際芸術村”ディレクターを務める矢部佳宏さんをお招きします!

霊峰・高野山の南西に広がる“裏高野”は、今もなお弘法大師・空海の足跡や伝承が数多く残るエリア。

醤油発祥の地でもある和歌山県有田地方沿岸部から東に向かい高野山に至る参詣道は「裏街道」とも呼ばれます。
江戸時代には紀州徳川家の歴代藩主が湯治のため、和歌山城から龍神温泉まで足繁く通った「龍神街道」の要衝地でもあり、その2つの街道が重なる地が有田川町の奥座敷・清水地域です。
またその下流域は、鳥獣戯画で有名な鎌倉時代の高僧でありお茶の祖でもある明恵上人が、この世に生を受けた地でもあります。
今回モデレーターにお迎えするのは、裏高野エリアとも縁の深い福島県西会津町にお住まいのランドスケープアーキテクト・矢部佳宏さん。
パネリストには、地元でぶどう山椒農家を営みながら消滅寸前の集落を守り続ける活動をされている白藤勝俊さん、東京でクラウドファンディング・キュレーターとして活躍し今夏地元和歌山にUターンした梅本智子さんのお二人。
空海や明恵上人、紀州徳川家といった古の時代に想いを馳せながら、空海水と呼ばれる聖水を使い醸し出された高垣酒造の地酒、そして地域の食を囲んで語り合う場を創りました。

さぁ、裏高野へ―――。
【ファシリテーター&パネリスト】
☆ファシリテーター:矢部佳宏さん(福島県西会津町)
一般社団法人BOOT代表理事、西会津国際芸術村ディレクター。
約360年続く山奥の集落にある家を19代目として継承しながら、ランドスケープ・アーキテクトとしての知識や経験を軸に、持続可能な地域づくりに全国各地を奔走中。

☆パネリスト:白藤勝俊さん(和歌山県有田川町)
ぶどう山椒発祥の地・遠井地区に園地を持つ山椒農家。
その功績から「山椒の神様」とも呼ばれた。清水町山椒組合の初代組合長を祖父に持つ。遠井地区の再興project_toiにも取り組みながら、語り部としても活動している。

☆パネリスト:梅本智子さん(和歌山県和歌山市)
映画祭事務局や雑誌編集などを経て、クラウドファンディングのプラットフォーム企業に就職。
キュレーターとして、地域の活動を中心に各分野のプロジェクトを12年間サポート。
地域の素材を活かしたブランドの立ち上げを目指し、今夏東京から和歌山へUターン。

《当日のタイムスケジュール》
18:30 受付(おむすび・地酒)
19:00 開会・裏高野とは(一社しろにし)
19:20 「紡ぐ」(白藤勝俊さん)
19:35 「繋ぐ」(梅本智子さん)
19:50 (休憩)
20:00 「語る」紙芝居“おだいっさん”(白藤勝俊さん)
20:20 最後に
21:00 閉会
