『コロナと付き合い続ける世界を考える』
あくまでボクの私見です。
現状、先行きが見えない中いつコロナが終息するのか?これが今経営者を悩ませていることだと思います。医療の観点からすると比較的緩やかな感染者増加なので医療崩壊は防げますが、ピークに達するのも遅いです。そしてピークを過ぎてもコロナが消えるわけではない。つまりしばらく(1年以上)はコロナと付き合わなければならない。国からは飲食店へは行かないよう自粛を促されるばかり。本当はある程度保証するからお店閉めてって言われる方がずっと楽です。閉めるにしても開けるにしてもいろいろなことを言われますし弊害もある。でもみんな必死で考えて行動している。正解も間違いもないです。じわじわと首を絞められている感覚です。
緊急事態宣言、都市封鎖にしてもヨーロッパのような強制力は日本にはありません。つまりお店も閉めなさいとも言われないし保証もないと考えるべき。いくら自粛と保証はセットだと叫んでも誰も助けてくれない(国を動かしていくために声を上げていくのは大事だし必要です)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012362181000.html
↑ここに緊急事態宣言が発令されるとどうなるかがわかりやすく書いてます。マスク2枚でどうすんねん!とは思うけど政府も必死にやってるはず。批判してる暇があったらみんなを守るために時間を使います。今あたふたしてるのは自分の責任もあるし、そう思ってやらなきゃならないことをやるだけです。
飲食業界は今後どうなるのか。
リモートワークは推進され、戸惑いもあったけど案外やってみるといけるなと。オンライン飲み会も案外楽しいなと。自炊もめんどいけど楽しい。こういったことは習慣となっていくのでコロナが落ち着いた後も続くと思われます。簡単に言うときっと飲み屋にくる人口が減ります。じゃあその時の飲食店の価値はなんだろう。よりただの飲食提供ではない価値が求められます。つまりめっちゃ競争が激しくなります。ただコロナを耐え凌いだからと言って未来はありません。そんな状況を想像して事業計画を考えなければ戦えなくなると思います。コロナのおかげで時代が加速したイメージです。
現状何をすべきなのか。
もはや企業ごとに考えていかねばだと思いますが、1つの例です。上記の状態と想定するならば、まずは支出を最小限にし雇用調整助成金なども活用して最大限雇用を守る。
https://www.mhlw.go.jp/index.html
その上で融資は受けれるだけ受けた方がいいと思います。この優遇された条件で借りられるのは今しかありませんし、金利や保証料がないのなら使わなければ返せばいい。いつまでコロナが続くかわかりませんし、絶対続ける覚悟があるならそうすべきでしょう。
商工中金はあまり借りれた話は聞きませんが、まずは政策金融公庫。最大6千万円(無担保は3000万円)まで融資可能です。その次にセーフティネット4号の認定を受ける。これがあれば無担保8000万円まで枠があります。だいたい月商の2〜3ヶ月分の融資が受けられそうです。危機関連保証も8000万までいけます。自治体によっても違いますがどちらも金利や保証料が優遇されていますのでおすすめです。経産省のHPに様々な経済支援策が載っています。毎週末必ず最新情報になるのでようチェックです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html
で、そのお金を何に使うか。
当座の運転資金だけに使ってはならないと思います。だいたい2年の据え置きが付きますが2年後から返済がスタートします。赤字の補填だけに使ってますとコロナ前に売上が戻ったとしても返済は増えるので大変です。なので一部は当座の赤字補填に使い、未来への投資に回さなければなりません。既存店舗の売上増、高収益化はもちろんですが、これからを考えるとデリバリーやケータリングなどは必須かと思います。そして今後も災害や何が起きるかわかりませんので、来客していただく以外のサービス、事業も創っていかなければなりません。出口をたくさん創っておく。ボクはその必要性を痛いほど感じました。もしかしたら他の業種にも言えることかもしれません。アフターコロナじゃなくてwithコロナ。柔軟な思考で時代の変化に対応して「ピンチはチャンス」精神で頑張ります。いつお店を再開できるかわかりませんがまたお店で皆さんと笑いあえる日までやるべきことをやっていきます。改めて飲食店はみなさんに支えられているんだなぁと感じています。これからクラウドファンディングにも挑戦しますし、こんな素敵なプロジェクトも始まりました。↓https://eatenergize.official.ec/?fbclid=IwAR2LSbNdzHvH2vGoGEKHRrPZdWk7LQerwmsk8huRP5YrFzVsz1tceBeQXWo
東北からありがとうキャンペーン。
本当に嬉しいです。東北を応援している東京の飲食店のお食事券が購入できます。
みなさま、応援よろしくお願い致します。