『3月30日〜4月12日まで東京3店舗を一時休業します』
みなさま、いつもトレジオンをご愛顧頂きまして誠に有難うございます。先日の『未来の飲食券』も本当に多くの方にご購入頂きまして感謝の気持ちでいっぱいです。そしてお店を応援しようと本当にたくさんの方にお店に足を運んで頂きました。本当に本当に有難うございます。みなさまのお気持ちに本当に勇気付けられました。
しかしながら、依然としてコロナの感染拡大が収まらず日に日に猛威を振るっています。この状況で自分は会社はどうすべきなのか。何を守るべきなのか。飲食店は本当に営業していていいのだろうか。感染がさらに拡大して非常事態となれば、そもそも営業を停止しなければならない状況になるかもしれませんが、現時点で取るべき行動は何か。色んな考え方があると思うし、みんな必死に考えて考えて出した結論です。どんな答えでも正しいも間違いもない。その会社が何かを守るために出した答えです。
その中でトレジオンは休業を選択しました。2週間休業するということはどういうことか。家賃、人件費、固定費などなどはもちろんかかるのでかなりの赤字を出してしまいます。家賃は減額交渉をするなど経費を抑えるために工夫しています。スタッフに関してはやはり雇用を守りたいという思いから休業手当を支給してこの2週間はしのいでもらいお店が再開するときにはまた一緒に頑張って欲しいです。とにかく苦渋の決断。
ではなぜ休業するのか。
ギリギリまで営業する選択肢もありました。ただ、お客様が来て頂けることはお店にとってはこの上ない喜びなのですが反面、感染拡大を助長してしまう心苦しさがありまして。国を挙げて感染拡大を防ぐ。その一員として感染拡大を助長してしまう可能性のあるお店を閉める決断を下しました。この決断をした根拠としてはたくさんの「未来の飲食券」を購入していただいたことも大きいですが、早々に動いた融資が実行されたこと、仙台盛岡の3店舗はまだ営業ができていることなども大きいです。ただ、運転資金を全て赤字補填に使ってしまうとその先には返済地獄が待っています。計画的に使わなければなりませんし、今後はさらに厳しい決断を下さなければならない時期が来るかもしれません。
ただ、どんなことをしても『トレジオン』を守りぬく。自分の為ではなく、東北の為、関わってくれるみんなの為に。その覚悟をここに記します。
現状、お店に来ていただく以外の出口がこの「未来の飲食券」https://tregion.thebase.in/ しかありませんので、引き続きこちらから応援していただき、一緒に東北の未来を作る仲間になっていただければ幸いです。
みんなで一緒にこの難局を乗り越えましょう!!
最後に、たくさんの経営者さんと話しました。繰り返しになりますがみなさん本当に必死に悩んで考えています。あくまでトレジオンはこうしますということなので、くれぐれもご理解のほどよろしくお願いします。
トレジオン代表取締役
吉田慶